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経理・保険

マンション管理組合の保険

Q
台風の際の集中豪雨で、ピット式駐車場(半地下)に排水ポンプの容量を越えた水が短期間に流れ込み、停めてあった居住者の車が冠水、処理に多額の費用を要しました。
所有者から、共用部分である駐車場で冠水したことを理由に、管理組合に対し費用の請求がされました。
管理組合としてどう対応すればよいでしょうか。
A
  • 共用部分の施設の不備や欠陥、管理上のミスなどに起因し発生した損害の賠償は、施設所有管理者賠償責任保険で、共用部分の機会設備の誤操作や過失などの事故に対してはマンション機械保険で対応できます。
  • ただし、これらの保険は、いずれも天変地異に起因するものには免責となりますので、上記質問の場合は、管理組合として保険による損害賠償の手続きをとることはできません。
  • したがって、台風などによる豪雨や、大雪などの自然災害で自動車が被害を被った場合は、個人が付保している車両保険で対応して頂くことになり、車両保険に加入してない場合は、個人で負担することとなります。
  • 管理組合として、共用部分に対する保険を付保しておくことは勿論ですが、組合員に対しても、専有部分や個人の車に関する損害保険に加入するよう、働きかけることも必要です。
  • また、台風や大雪などの際には、被害が拡大しないよう、機械式駐車場は下段を上げておいたり、半地下の場合には安全な場所に車を移動することを居住者に働きかけるなど、非常時の対応方法について日頃から管理会社と管理組合が一体となって確認しておきましょう。


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