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打ち水とは?

「打ち水」とは涼を得たり、
土ぼこりが舞い上がるのを防ぐために
昔から行われてきた日本人の知恵のひとつ。

もともとは「神様が通る道を清めるため」に行われたものですが、
江戸時代になると庶民の間で実用的な意味が強まり、
夏の暑さをしのぐことを目的に、
庭や道路に水をまく「打ち水」が盛んになりました。
そして現代の「打ち水」とは、
夏の暑い日に熱くなった路面などに水をまいて、都市の気温を下げること。

ヒートアイランド現象の緩和に活用しよう!という呼びかけのもと、
2003年に国土交通省・環境省の後援により行われた
「大江戸打ち水大作戦」では34万人が参加。
その後、年々規模を拡大しながら、 夏の恒例行事として実施されています。

※通路やエントランスなどは個人の所有物ではなく住民全員の共有スペースですので、打ち水をする場合は、管理組合の許可が必要になります。
※また、公道に水をまくのは原則禁止です。