電気設備

配電設備
高圧受電設備

LED照明器具取替

LEDとは発光ダイオードと呼ばれる半導体のことで、Light Emitting Diodeの頭文字を取ってLEDと呼ばれています。省エネタイプの照明器具で、白熱電球や蛍光灯タイプの照明からLEDに改修すると電気代や電球交換の費用を削減できます。

水銀灯のLED改修

水銀灯は主に外灯などに使われている場合があります。水俣条約の担保法の規定により、製造・輸出・輸入が禁止されたため、球切れ時にランプの在庫が無い場合や、更新する場合はLED照明器具への取り替えが必要です。

非常用照明・誘導灯

非常用照明は建築基準法により、地震や火災といった災害で停電が発生した際、安全に避難するために設置するものです。また同様に、消防法により誘導灯を設置します。バッテリーは概ね4年~6年、照明器具は概ね18年~22年で交換を実施します。

分電盤修繕

電気設備の経年劣化により発生する停電などで、日常生活に影響を及ぼすことがないように適切な時期に設備の修繕を行う必要があります。開閉器及び配線遮断機は概ね28年~32年程度、リレー関係は概ね7年~10年程度で修繕を行います。

ヒューズ式ブレーカー改修

最近の分電盤の主流はスイッチ式となっていますが、高経年のマンションではヒューズ式の分電盤を利用している場合があります。ヒューズ式はその都度交換が必要です。ヒューズなどの電子部品は納期が長引いている状況が続いており、調達が非常に難しいためスイッチ式に改修することを推奨します。

配電盤

電力会社などから高圧で引き込んだ電気を受変電設備で受け、各住戸や共用部分の各設備へ分配します。受変電設備からマンション内へ系統別に分配する設備が配電盤です。低圧で引き込んだ場合は受電設備が配電盤となります。

電気幹線設備改修

マンションは各戸の契約電気容量の上限が決められています。高経年マンションでは、各戸の電気容量の上限が小さく、エアコンや電子オーブンレンジ、ホットプレートなどの家電製品の同時使用に支障がある場合があります。電気容量を大きくするためには、電気幹線設備の改修が必要です。

電子ブレーカー

一般的なブレーカーは定格容量以上の電流が流れると電気を遮断する仕組みになっています。一方、電子ブレーカーは流れた電気の量を計測して、一定時間内であれば遮断されない設定になっています。電子ブレーカーの設置と主開閉器契約への変更により、電気代の基本料金が削減できる場合がありますが、共用部分の設備によって削減効果が出ないことや、一括受電などにより電子ブレーカーを設置できない場合があります。

高圧受電設備

高圧受電設備は原則として毎月1回の月次点検と、年に1回以上の年次点検が必要です。また停電が発生すると、生活に大きな支障をきたしますので、計画的な修繕が必要です。

非常用自家発電機

非常用自家発電機は、原則として月1回の月次点検と年1回の年次点検、半年に1回の機器点検、年1回の総合点検に加えて負荷試験または内部監察、あるいは予防保全が必要です。停電時に正常に作動するように定期的な点検や部品交換を行います。

照明人感センサー設置

照明人感センサーは、動きを感知して自動的に明かりを点灯・消灯させる設備です。メールコーナーや共用トイレ、ゴミ置き場などに設置することで、スイッチに触らなくても明かりがつき、利用しない時は自動で消灯します。

インターホン更新

現在のインターホンは、全戸の警報監視やオートロック解除機能を備えています。安全・安心の性能維持や向上のため概ね15年で更新をします。

インターホン改修について詳しくはこちら

TV共聴設備改修(新4K8K衛星放送)

マンションで新4K8K衛星放送を見るためには、それに対応した受信配信設備が必要となります。共同通信アンテナの設置や、新4K8K衛星放送を配信しているケーブルテレビを活用した対応、光回線を利用した対応などが考えられます。

*詳細は長谷工コンタクトセンターにお問い合わせください。